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  1. 高岡市議会 2021-09-05
    令和3年9月定例会(第5日目) 本文


    取得元: 高岡市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-22
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                 開議 午後1時00分   ────────────・─────────────・────────────               開             議 ◯議長福井直樹君) これより、本日の会議を開きます。  なお、本日は、議場内で上着を脱ぐことを許可いたします。ただし、登壇される際には上着を着用願います。  本日の議事日程は、お手元に配付いたしました議事日程(第5号)のとおりでございます。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               議  題  の  宣  告 2 ◯議長福井直樹君) 日程第1 議案第104号から議案第114号までを議題といたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               委  員  長  報  告 3 ◯議長福井直樹君) 過日の本会議におきまして、各常任委員会に付託いたしました案件につきましては、それぞれ慎重に審査をいただき、その結果を見いだしております。  これより、各委員会の審査結果及び経過につきまして、委員長の報告を求めます。  まず、民生病院常任委員長 上田 武君より報告をお願いいたします。       〔民生病院常任委員長(上田 武君)登壇〕 4 ◯民生病院常任委員長(上田 武君) 今次9月定例会において、民生病院常任委員会に付託されました議案の審査結果及び経過について御報告を申し上げます。  本委員会に付託されましたのは、予算議案3件及び条例議案4件の計7件であります。  審査の結果、議案第104号のうち本委員会所管分から議案第106号まで及び議案第109号から議案第112号までの計7件は全会一致で、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。  以下、審査の過程における主な質疑について申し上げます。  新型コロナウイルスワクチン接種事業費について、接種希望者に対するワクチン接種を早期に完了するため、集団接種実施回数の増加やコールセンターの設置を継続するとのことであるが、接種希望者に対するワクチン量は十分に確保されているのかとの質疑に対し、本市においては現在のところ、安定的にワクチン供給されており、希望する方に対して早期の接種完了を目指したいとの答弁がありました。
     次に、令和3年度高岡市高岡市民病院事業会計補正予算について、新型コロナウイルス感染症患者受入れ体制を強化するとのことであるが、医療現場において、労働環境の変化や感染リスク等を理由とした離職はこれまでにあったのか。また、処遇改善の取組はとの質疑に対し、労働環境の変化や感染リスク等を理由とした離職はなかったと認識している。本院においては、職員の心のケアに対応できる体制を整えるとともに、新型コロナウイルス感染症防疫作業等に従事した者に対しては防疫作業手当を支給しているとの答弁がありました。  以上をもちまして、民生病院常任委員会の審査結果及び経過の報告といたします。 5 ◯議長福井直樹君) 民生病院常任委員長 上田 武君の報告が終わりました。  次に、産業建設常任委員長 筏井哲治君より報告をお願いいたします。       〔産業建設常任委員長筏井哲治君)登壇〕 6 ◯産業建設常任委員長筏井哲治君) 今次9月定例会において、産業建設常任委員会に付託されました議案の審査結果及び経過について御報告を申し上げます。  本委員会に付託されましたのは、予算議案1件であります。  審査の結果、議案第104号のうち本委員会所管分全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以下、審査の過程における主な質疑について申し上げます。  県補助野菜生産振興条件整備事業費について、この分野での市単独事業はあるのかとの質疑に対し、園芸生産力向上のため、耐雪型パイプハウス整備の支援を行う市単独事業があるとの答弁がありました。  以上をもちまして、産業建設常任委員会の審査結果及び経過の報告といたします。 7 ◯議長福井直樹君) 産業建設常任委員長 筏井哲治君の報告が終わりました。  次に、総務文教常任委員長 林 貴文君より報告をお願いいたします。       〔総務文教常任委員長(林 貴文君)登壇〕 8 ◯総務文教常任委員長(林 貴文君) 今次9月定例会において、総務文教常任委員会に付託されました議案の審査結果及び経過について御報告を申し上げます。  本委員会に付託されましたのは、予算議案1件及び条例議案4件の計5件であります。  審査の結果、議案第104号のうち本委員会所管分、議案第107号、議案第108号、議案第113号及び議案第114号の計5件は全会一致で、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。  以下、審査の過程における主な質疑について申し上げます。  市民協働型地域交通システム推進事業費について、このシステム導入促進に努める中で実証運行を通じて課題が見つかった場合においては、事業継続のための地域支援が必要と考えるが、見解はとの質疑に対し、システムを持続するためには様々な課題が生じると思われる。その解決策として利用者運行方法等の工夫によって乗車密度を確保することができれば、一定程度持続可能性は担保できるものと考えている。今後、1便当たりの乗車人数を確保しながら地域のニーズにも即した持続可能な運営方法について、地域の方々にも課題として認識していただきながら、共に議論を進めていく必要があると考えているとの答弁がありました。  以上をもちまして、総務文教常任委員会の審査結果及び経過の報告といたします。 9 ◯議長福井直樹君) 総務文教常任委員長 林 貴文君の報告が終わりました。  以上をもちまして、各委員会の審査結果及び経過についての報告が終わりました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               質             疑 10 ◯議長福井直樹君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。  別段ないようでございますので、これで質疑を終結いたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               討             論 11 ◯議長福井直樹君) 次に、討論に入ります。  通告がございますので、発言を許します。20番 金平直巳君。       〔20番(金平直巳君)登壇〕 12 ◯20番(金平直巳君) 私は、日本共産党高岡市議団を代表して、議案第104号 令和3年度高岡市一般会計補正予算(第5号)に賛成、議案第108号 高岡市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の一部を改正する条例に反対の討論を行います。  まず、議案第104号について賛成討論を行います。  今回の補正予算は、予防接種事業費新型コロナウイルスワクチン接種事業費など、市民の要望に応えたものとして評価をしたいと思います。  要望として、4億円積み増しされ、23億7,000万円に膨れ上がった財政調整基金、これは貯金でありますが、この基金の有効活用を私は市長に強く求めたいと思います。高くて払えないとの苦情の多い介護保険料国保税あるいは固定資産税の軽減や、長期化しているコロナ禍の下でかつてない厳しい状況にある中小事業者への継続的な支援、また収入が急減している女性非正規労働者への緊急の給付金の支給あるいは財政危機を理由として値上げされた公共施設の使用料の引下げなど、これらの具体化のための財政調整基金の有効な活用を強く私は求めたいと思います。  次に、議案第108号について反対討論を行います。  これはマイナンバー利用拡大に関わる条例改正です。  マイナンバーカードについては、必要性が感じられない、個人情報の漏えいやカードの紛失、盗難を心配する意見が極めて多く、国民の不安が根強いことを当局は真摯に受け止めていただきたいと思います。また、今日までシステムのトラブルが頻発し、制度の在り方そのものに対する国民の疑念は絶えないのであります。  以上の見地から、市民の利益につながらない今回の条例改正には賛同できません。国民のプライバシーを危険にさらすマイナンバー制度は中止、廃止を国に要求すべきであります。このことを指摘申し上げ、私の討論といたします。 13 ◯議長福井直樹君) 以上で、討論を終結いたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               採             決 14 ◯議長福井直樹君) これより、採決を行います。  議案第108号 高岡市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法         律に基づく個人番号の利用に関する条例の一部を改正する条例 を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、可決であります。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。       〔賛成者起立〕 15 ◯議長福井直樹君) 起立多数であります。  よって、議案第108号は、委員長の報告のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────── 16 ◯議長福井直樹君) 次に、  議案第104号 令和3年度高岡市一般会計補正予算(第5号) から  議案第107号 高岡市個人情報保護条例の一部を改正する条例 まで  議案第109号 高岡市手数料条例の一部を改正する条例 から  議案第114号 高岡市生涯学習センター条例の一部を改正する条例 まで  以上、10件を一括して採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、いずれも可決であります。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 17 ◯議長福井直樹君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第104号から議案第107号まで、議案第109号から議案第114号までの計10件は、いずれも委員長の報告のとおり可決されました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               追 加 議 案 の 上 程 18 ◯議長福井直樹君) 次に、日程第2 議案第117号を議題といたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               提 案 理 由 の 説 明 19 ◯議長福井直樹君) 市長 角田悠紀君より提案理由の説明を求めます。       〔市長(角田悠紀君)登壇〕 20 ◯市長角田悠紀君) 本日追加提案いたしました議案第117号の一般会計補正予算について御説明を申し上げます。  補正予算の規模は1億8,152万8,000円の増額です。  今回の補正予算は、新型コロナウイルス感染症の拡大により外出自粛等の影響が続く中、市内の飲食店公共交通事業者を支援するものです。  まず、県による新型コロナウイルス感染症拡大防止に係る事業者向け支援策と協調し、営業時間の短縮等の要請に御協力いただいた市内の飲食店に対し、協力金を支給いたします。また、感染症の拡大による影響を大きく受ける路線バスタクシー等公共交通事業者に対し、地域交通維持確保のため、運行経費を支援いたします。  なお、今回の補正予算に関連して、昨年度からの繰越予算を活用し、酒類小売業食品卸業運転代行業等飲食店関連事業者を対象とした支援についても併せて行うこととしております。  以上、提出いたしました案件について御説明を申し上げましたが、何とぞ慎重御審議の上、よろしく御賛同賜りますようお願いを申し上げます。 21 ◯議長福井直樹君) 市長 角田悠紀君の提案理由の説明が終わりました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               質             疑 22 ◯議長福井直樹君) 次に、議案第117号に対する質疑を行います。  通告がございますので、発言を許します。20番 金平直巳君。       〔20番(金平直巳君)登壇〕 23 ◯20番(金平直巳君) 私、ただいま上程されました議案第117号 令和3年度高岡市一般会計補正予算(第6号)について質疑を行います。  第1は、公共交通活性化事業費、新高岡駅利用促進事業費についてであります。  1点目は、市内路線バス高速バスタクシー貸切りバスコロナ禍の下での経営への甚大な影響について、どのように把握をされているのか、お聞きいたします。  第2点目は、運行維持経費を支援することになっておりますが、その内容と、支援の考え方についてお聞きいたします。  大きな2つ目は、新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金についてであります。3点お聞きします。  第1点は、対象店舗数は幾つなのか、お答えいただきたいと思います。  2つ目は、支給額の決定の基準、考え方について、お聞きします。  最後に、感染拡大の推移を見ながら、支給は1回にとどめず複数回の支給を検討すべきと考えますが、当局の見解をお聞きして、私の質疑といたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               答             弁 24 ◯議長福井直樹君) ただいまの質疑に対する当局の答弁を求めます。市長政策部長 鶴谷俊幸君。       〔市長政策部長鶴谷俊幸君)登壇〕 25 ◯市長政策部長鶴谷俊幸君) 金平議員の質疑にお答えをしてまいります。  私からは、議案第117号についての質疑のうち、公共交通活性化事業費、新高岡駅利用促進事業費について2点お答えいたします。  まず1点目でございます。市内の路線バス高速バスタクシー貸切りバスコロナ禍の下での経営への影響について、どのように把握しているのかというお尋ねでございます。  現下の交通事業者への影響につきましては、新型コロナウイルス関連支援事業などの実績見込み交通事業者の方々へのヒアリングによって状況を把握しているところでございます。  今年度上半期の状況を利用者数で見ますと、コロナ禍前の令和元年度の上半期に比べ、路線バスでは約40%減、高速バスは約70%減、またタクシーでは約40%減となっておりまして、貸切りバスにつきましても稼働率で約80%減と大変厳しい状況にあるというふうに伺っております。  次に、この項2点目、運行維持経費の支援に関する内容と、支援の考え方についてでございます。
     本市では、コロナ禍にあっても市民の方々などへの移動手段を確保するため、今年度の当初予算において4月から9月末までの公共交通運行経費に対する支援を予算措置しているところでございまして、現在、公共交通機関等事業区分ごと運行経費あるいは車両の維持確保などに要する経費の一部を支援しているところでございます。  交通事業者経営環境は10月以降もなかなか先が見通せない厳しい状況が続くことが想定されますことから、この支援期間を年度末まで延長するための補正予算を提案したところでございます。  私からは以上でございます。 26 ◯議長福井直樹君) 産業振興部長 福田直之君。       〔産業振興部長福田直之君)登壇〕 27 ◯産業振興部長福田直之君) 私からは、大きな質問の議案第117号 令和3年度高岡市一般会計補正予算(第6号)についての2項目め、新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金についての3点についてお答えをいたします。  まず1点目、対象店舗数についてのお尋ねでございます。  今回提案いたしました新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金事業につきましては、対象となる店舗数はおおむね900店舗から1,000店舗を見込んでおります。  次に2点目、支給額決定基準考え方についてのお尋ねでございます。  本件に関しましては、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、県による営業時間の短縮等の要請に全面的に協力いただいた市内飲食店を対象に市独自の協力金を支給するものでございます。  支給額につきましては、県による協力金支給額の枠組みを基準としながら、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金最大限財源として活用いたしまして、各店舗の売上高に応じた段階的な支給額の設定や、想定される店舗数などを総合的に勘案した上で制度設計したものでございます。  次、最後に3点目、感染拡大の推移を見ながら、複数回の支給の検討をとのお尋ねでございます。  去る8月16日からの警戒レベル「ステージ3」への移行に伴いまして、市民、県民の御協力により感染状況は落ち着きを見せ始めてはいるものの、いまだ予断を許さない状況にあると認識をしております。一方、営業自粛等による市内事業所における現状の厳しい経営状況などを踏まえ、今回、県による営業時間の短縮等の要請に全面的に協力する飲食店に市独自の協力金を支給することとしたところでございます。  今後、資金融資利子補給などによる下支えはもとより、飲食店向けキャッシュレス還元キャンペーン等による消費喚起策へのシフトによる支援なども考えているところでございまして、引き続き、感染の推移とこれに伴う経済動向等を注視しながら適時適切な対策を講じ、迅速な対応に努めてまいりたいと考えております。  私からは以上でございます。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               再      質      疑 28 ◯議長福井直樹君) 20番 金平直巳君。       〔20番(金平直巳君)登壇〕 29 ◯20番(金平直巳君) ただいまの答弁について、確認のために再質疑を行います。  問題は、2点目の新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金についての3点目であります。  産業振興部長からは、私は一定前向きの答弁があったかと思いますが、3点目の複数回の支給の検討という点については答弁はなかったと思います。これについては今朝の報道でも、政府の分科会において尾身会長が今後コロナとの闘いは二、三年かかるのではないかというふうな発言をされており、まだまだ厳しい状況が続くわけでありまして、残念ながら国は2回目の持続化給付金の支給を拒否しています。そういう国の非常に残念な対応の下で、自治体は非常に重要な役割を果たしておるわけです。  そういった点では、今回の予算措置、私は評価を申し上げつつ、今後の感染拡大の推移を見ながら真正面から複数回の支給というものを検討してほしい、こういう趣旨で質疑をしたわけでございまして、ぜひ担当部長から、真正面からこの質疑に答えていただきたいということで再質疑といたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               答             弁 30 ◯議長福井直樹君) ただいまの再質疑に対する当局の答弁を求めます。産業振興部長 福田直之君。       〔産業振興部長福田直之君)登壇〕 31 ◯産業振興部長福田直之君) 私からは、金平議員からの再質疑にお答えをいたします。  今回の協力金に加えて複数回の支給の検討をということでございました。  現在、県の時短要請の延長に対します協力金、今回お出ししたところでございますけれども、こういった協調支援につきましては、現時点ではそういった支援による考えはございませんけれども、今後の経済状況や本市の状況なども十分考慮しながら、先ほども申し上げました金融対策あるいは消費喚起などを含めた様々な支援策を検討いたしまして、まずはやれることを迅速かつ着実に実施してまいりたいと、このような考えでございます。  私からは以上でございます。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               議 案 の 委 員 会 付 託 32 ◯議長福井直樹君) ただいま議題となっております議案第117号は、お手元に配付してあります議案審査付託表(第26号)のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 33 ◯議長福井直樹君) この際、付託議案審査のため、しばらく休憩いたします。               休             憩   ────────────・─────────────・────────────                                  休憩 午後1時29分                                  再開 午後2時30分   ────────────・─────────────・────────────               再             開 34 ◯議長福井直樹君) 休憩前に引き続き、本会議を再開いたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               議  題  の  宣  告 35 ◯議長福井直樹君) 議案第117号を議題といたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               委  員  長  報  告 36 ◯議長福井直樹君) 本案につきましては、休憩中に開催されました各常任委員会で審査が行われましたので、その審査結果及び経過につきまして、委員長の報告を求めます。  まず、産業建設常任委員長 筏井哲治君より報告をお願いいたします。       〔産業建設常任委員長筏井哲治君)登壇〕 37 ◯産業建設常任委員長筏井哲治君) 本会議休憩中に開催いたしました産業建設常任委員会の審査結果及び経過について御報告申し上げます。  本委員会に付託されましたのは、  議案第117号 令和3年度高岡市一般会計補正予算(第6号)のうち本委員会所管分 の1件であります。  審査の結果、議案第117号のうち本委員会所管分全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以下、審査の過程における主な質疑について申し上げます。  新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金事業費について、前年度または前々年度の売上高に応じて協力金を支給するとのことだが、各支給額店舗数の見込みはとの質疑に対し、県の推計に基づき対象店舗をおおむね900店舗から1,000店舗と想定する中で、10万円が300台、20万円が500前後、30万円が100前後と見込んでいるとの答弁がありました。  次に、新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金事業費について、給付金の支給手続が煩雑で支給が遅れることがないよう今回の協力金については手続を簡素化すべきと考えるが、見解はとの質疑に対し、今回の上乗せ給付について、県の枠組みを基準として制度設計し迅速な審査を行うこととしており、早く支給することがこの制度の効果を高めると考えているとの答弁がありました。  以上をもちまして、産業建設常任委員会の審査結果及び経過の報告といたします。 38 ◯議長福井直樹君) 産業建設常任委員長 筏井哲治君の報告が終わりました。  次に、総務文教常任委員長 林 貴文君より報告をお願いいたします。       〔総務文教常任委員長(林 貴文君)登壇〕 39 ◯総務文教常任委員長(林 貴文君) 本会議休憩中に開催いたしました総務文教常任委員会の審査結果及び経過について御報告申し上げます。  本委員会に付託されましたのは、  議案第117号 令和3年度高岡市一般会計補正予算(第6号) の1件であります。  審査の結果、議案第117号は全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以下、審査の過程における主な質疑について申し上げます。  公共交通活性化事業について、各事業者より金銭面以外の要望はあるのかとの質疑に対し、運行支援では、直接的な運行経費の支援だけでなく経営資源を維持確保するための支援もしている。昨年度のようなコロナの感染拡大防止対策のために必要な資機材等を求めるような声は聞いていないとの答弁がありました。  以上をもちまして、総務文教常任委員会の審査結果及び経過の報告といたします。 40 ◯議長福井直樹君) 総務文教常任委員長 林 貴文君の報告が終わりました。  以上をもちまして、委員会の審査結果及び経過についての報告が終わりました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               質             疑 41 ◯議長福井直樹君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。  別段ないようでございますので、これで質疑を終結いたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               討             論 42 ◯議長福井直樹君) 次に、討論に入ります。  通告がございませんので、これで討論を終結いたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               採             決 43 ◯議長福井直樹君) これより、採決を行います。  議案第117号 令和3年度高岡市一般会計補正予算(第6号) を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、可決であります。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 44 ◯議長福井直樹君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第117号は、委員長の報告のとおり可決されました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               議員提出議案の上程 45 ◯議長福井直樹君) 次に、日程第3 議員提出議案第7号を議題といたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               提 案 理 由 の 説 明 46 ◯議長福井直樹君) 議員提出議案第7号 コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源の充実を求める意見書について 横田誠二君より提案理由の説明を求めます。       〔12番(横田誠二君)登壇〕 47 ◯12番(横田誠二君) 議員提出議案第7号 コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源の充実を求める意見書について、提出者を代表し、案文の朗読をもって提案理由の説明といたします。      コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源の充実を求める意見書
     新型コロナウイルス感染症のまん延により、地域経済にも大きな影響が及び、地方財政は来年度においても、引き続き、巨額の財源不足が避けられない厳しい状況に直面している。  地方自治体では、コロナ禍への対応はもとより、地域の防災・減災、雇用の確保、地球温暖化対策などの喫緊の課題に迫られているほか、医療介護、子育てをはじめとした社会保障関係経費や公共施設の老朽化対策費など将来に向け増嵩する財政需要に見合う財源が求められる。  その財源確保のため、地方税制の充実確保が強く望まれる。  よって、国においては、令和4年度地方税制改正に向け、下記事項を確実に実現されるよう、強く要望する。                      記 1 令和4年度以降3年間の地方一般財源総額については、「経済財政運営と改革の基本方針  2021」において、令和3年度地方財政計画の水準を下回らないよう実質的に同水準を確保する  とされているが、急速な高齢化に伴い社会保障関係経費が毎年度増大している現状を踏まえ、  他の地方歳出に不合理なしわ寄せがなされないよう、十分な総額を確保すること。 2 固定資産税は、市町村の極めて重要な基幹税であり、制度の根幹を揺るがす見直しは家屋・  償却資産を含め、断じて行わないこと。生産性革命の実現や新型コロナウイルス感染症緊急経  済対策として講じた措置は、本来国庫補助金などにより国の責任において対応すべきものであ  る。よって、現行の特例措置は今回限りとし、期限の到来をもって確実に終了すること。 3 令和3年度税制改正において土地に係る固定資産税について講じた、課税標準額を令和2年  度と同額とする負担調整措置については、令和3年度限りとすること。 4 令和3年度税制改正により講じられた自動車税・軽自動車税の環境性能割の臨時的軽減の延  長について、更なる延長は断じて行わないこと。 5 炭素に係る税を創設又は拡充する場合には、その一部を地方税又は地方譲与税として地方に  税源配分すること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。   令和3年9月16日                                     高岡市議会  なお、提出先としまして、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、内閣官房長官、総務大臣、財務大臣、経済産業大臣、経済再生担当大臣。  以上であります。  議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 48 ◯議長福井直樹君) 横田誠二君の提案理由の説明が終わりました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               質             疑 49 ◯議長福井直樹君) これより、質疑に入ります。  通告がございませんので、これで質疑を終結いたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               委 員 会 付 託 の 省 略 50 ◯議長福井直樹君) お諮りいたします。  本案につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 51 ◯議長福井直樹君) 御異議なしと認めます。  よって、議員提出議案第7号は、委員会付託を省略することに決定いたしました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               討             論 52 ◯議長福井直樹君) これより、討論に入ります。  通告がございませんので、これで討論を終結いたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               採             決 53 ◯議長福井直樹君) これより、採決を行います。  議員提出議案第7号 コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源の充実を求める意見書については、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。       〔賛成者起立〕 54 ◯議長福井直樹君) 起立多数であります。  よって、議員提出議案第7号は、原案のとおり可決されました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               議員提出議案の上程 55 ◯議長福井直樹君) 次に、日程第4 議員提出議案第8号を議題といたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               提 案 理 由 の 説 明 56 ◯議長福井直樹君) 議員提出議案第8号 コロナ禍における積極的な米価下落対策を求める意見書について 横田誠二君より提案理由の説明を求めます。       〔12番(横田誠二君)登壇〕 57 ◯12番(横田誠二君) 議員提出議案第8号 コロナ禍における積極的な米価下落対策を求める意見書について、提出者を代表し、案文の朗読をもって提案理由の説明といたします。          コロナ禍における積極的な米価下落対策を求める意見書  近年、食生活の多様化や少子高齢化を背景に米の消費が長期的に減少する中、昨年来のコロナ禍による外食需要の激減やインバウンドの需要減等により、主食用米においては販売不振に拍車がかかっており、市場に深刻な影響を及ぼしている。  特に令和3年産米については、主食用米として作付けた後に飼料用米に緊急転換する等、6月末時点で過去最大規模の転作が進んだ平成27年に次ぐ水準の6万ヘクタールを超える需給調整が行われ、仮に生産量が適正水準になったとしても、令和4年6月末の民間在庫は210万トンになるものと見込まれている。また、令和2年産米の取引価格が下落している現状も踏まえ、農家に仮渡しされる令和3年度産米の概算金も全国的に下落している。  本県における概算金についても、主力品種の「コシヒカリ」が1等60キロあたり昨年比2,000円減となる11,000円、「富富富」は2,700円減の11,800円、「てんたかく」と「てんこもり」も2,000円減の9,500円となるなど、8銘柄すべてが引き下げられることになったのは、実に7年ぶりのことである。  今後、さらなる米価下落は、大規模経営農家ほど影響が大きくなる。セーフティーネットも十分とは言えず、コロナ禍で未曽有の危機下にあって、米生産者と地域経済、主食用米の安定供給を守るため、今こそより一層の米価下落対策の取り組みが求められている。  よって国会及び政府におかれては、コロナ禍の影響を精査し米生産者の経営安定に向けて支援することはもとより、米の需給バランスの安定化を図るため、子ども食堂や子ども宅食への支援など政府備蓄米の無償交付を拡充するほか、今後の消費拡大のための積極的な対策を講ずるよう強く要望する。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。   令和3年9月16日                                     高岡市議会  提出先といたしまして、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、農林水産大臣、内閣官房長官。  以上であります。  議員の皆様の御賛同をよろしくお願いいたします。 58 ◯議長福井直樹君) 横田誠二君の提案理由の説明が終わりました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               質             疑 59 ◯議長福井直樹君) これより、質疑に入ります。  通告がございませんので、これで質疑を終結いたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               委 員 会 付 託 の 省 略 60 ◯議長福井直樹君) お諮りいたします。  本案につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 61 ◯議長福井直樹君) 御異議なしと認めます。  よって、議員提出議案第8号は、委員会付託を省略することに決定いたしました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               討             論 62 ◯議長福井直樹君) これより、討論に入ります。  通告がございませんので、これで討論を終結いたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               採             決 63 ◯議長福井直樹君) これより、採決を行います。  議員提出議案第8号 コロナ禍における積極的な米価下落対策を求める意見書については、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。       〔賛成者起立〕 64 ◯議長福井直樹君) 起立全員であります。  よって、議員提出議案第8号は、原案のとおり可決されました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               議  題  の  宣  告 65 ◯議長福井直樹君) 次に、日程第5 請願第6号及び請願第7号を議題といたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               委  員  長  報  告 66 ◯議長福井直樹君) 過日の本会議におきまして、議会運営委員会に付託いたしました本件につきましては、慎重に審査をいただき、その結果を見いだしております。  本件に関する委員会の審査結果及び経過につきまして、委員長の報告を求めます。
     議会運営委員長 坂林永喜君より報告をお願いいたします。       〔議会運営委員長(坂林永喜君)登壇〕 67 ◯議会運営委員長(坂林永喜君) 今次9月定例会において、議会運営委員会に付託されました請願の審査結果及び経過について報告申し上げます。  本委員会に付託されましたのは、  請願第6号 コロナ禍による米の需給改善と米価下落の対策を求める請願 及び  請願第7号 日本政府に核兵器禁止条約に調印・批准を求める意見書採択を求める請願 の2件であります。  請願第6号は、「コロナ禍の需要減少による過剰在庫を政府が緊急に買入れ、米の需給環境を改善し米価下落に歯止めをかけること」「政府が買い上げた米をコロナ禍などによる生活困難者・学生などへの食料支援で活用すること」及び「国内消費に必要のない外国産米(ミニマムアクセス米)の輸入を、当面、国産米の需給状況に応じた輸入数量調整を実施すること」を求めるものであります。  審査の結果、賛成少数で不採択とすべきものと決しました。  請願第7号は、「貴議会において、日本政府に対して核兵器禁止条約への調印・批准を求める意見書を採択されること」を求めるものであります。  審査の結果、賛成少数で不採択とすべきものと決しました。  以下、審査の過程について申し上げます。  まず、請願第6号に関しまして申し上げます。  請願者より趣旨説明の申出が出されましたので、趣旨説明の可否について協議した結果、全会一致で、趣旨説明を許可することといたしました。  この趣旨説明に対する委員からの主な質疑について申し上げます。  ミニマムアクセス米の輸入を中止するため、広く合意形成を図るにはどのようにすればよいのかとの質疑に対し、請願者からは、ミニマムアクセス米の輸入が義務ではないことを周知していく必要があるとの答弁がありました。  次に、2020年産米の過大な在庫に伴い新米の市場がストップしているとのことだが、実態として市場に新米が出回っているように見受けられるが、見解はとの質疑に対し、請願者からは、新米の市場が完全にストップしているわけではなく、市場の動きが通常に比べ非常に鈍くなっているとの答弁がありました。  次に、討論について申し上げます。  本請願に賛成の立場から、  ミニマムアクセス米の輸入が義務ではないことから輸入の調整を実施すべきと考えるため、本請願の採択には賛成するとの意見がありました。  次に、請願第7号に関して申し上げます。  請願者より趣旨説明の申出が出されましたので、趣旨説明の可否について協議した結果、賛成少数で、趣旨説明を許可しないことといたしました。  次に、討論について申し上げます。  まず、本請願に反対の立場から、  将来的には核兵器禁止条約を批准すべきであると考えるが、現在は核廃絶に向けた必要な検証や議定書の策定を行うなど、批准に向けて環境を整える時期であると考えるため、本請願の採択には反対するとの意見がありました。  次に、本請願に賛成の立場から、  本市の平和都市宣言の精神や核兵器禁止条約に参加すべきとの世論の動向を踏まえ、本請願の採択には賛成するとの意見がありました。  以上をもちまして、議会運営委員会の審査結果及び経過の報告といたします。 68 ◯議長福井直樹君) 議会運営委員長 坂林永喜君の報告が終わりました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               質             疑 69 ◯議長福井直樹君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。  別段ないようでございますので、これで質疑を終結いたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               討             論 70 ◯議長福井直樹君) 次に、討論に入ります。  通告がございますので、発言を許します。20番 金平直巳君。       〔20番(金平直巳君)登壇〕 71 ◯20番(金平直巳君) 私は、日本共産党高岡市議団を代表して、請願第7号 日本政府に核兵器禁止条約に調印・批准を求める意見書採択を求める請願に賛成の討論を行いたいと思います。  史上初めて核兵器を違法化した核兵器禁止条約が成立してから4年が経過しました。今年1月22日に発効した後も、批准国は54、署名国は86へと広がっています。  南シナ海での衝突を発端に核兵器の応酬にエスカレートする米中戦争を描いた小説「2034」がアメリカで話題になっています。共著者のジェイムズ・スタヴリディス氏は元北大西洋条約機構軍の最高司令官です。同氏は「核の使用まで踏み込んだら勝者はいません」と述べ、小説は警告だと語っています。  核兵器が使われれば破滅的な結末になる。このことに危機感を強めた非核保有国と、被爆者をはじめとする市民社会が共同で生み出したのが核兵器禁止条約です。核保有国などが参加していないことで禁止条約の有効性を疑問視する声もありますが、締約国が増えていけば、条約の国際法としての権威は高まります。2020年の国連総会では、条約参加を訴える決議に加盟国の3分の2を超える130か国が賛成しました。  日本の世論調査でも7割が条約参加を支持し、政府に署名と求める意見書も全自治体の3割以上の584自治体──これは7月1日時点でありますが──で可決されています。ぜひとも高岡市議会でも意見書が採択されることを多くの市民が期待しています。  以上で、日本政府に核兵器禁止条約に調印・批准を求める意見書採択を求める請願への賛成討論を終わりますが、ぜひ請願への賛成を心から祈念いたします。 72 ◯議長福井直樹君) 1番 高瀬充子君。       〔1番(高瀬充子君)登壇〕 73 ◯1番(高瀬充子君) 私は、日本共産党高岡市議団を代表して、請願第6号 コロナ禍による米の需給改善と米価下落の対策を求める請願に賛成の立場から討論を行います。  今、米を生産しておられる農家は、コロナ禍の米価暴落に苦しんでおられます。このままでは生産者の稲作からの撤退が懸念されます。政府が過剰在庫を緊急に買い入れるなど、米価下落に歯止めをかけるよう求めます。  一方で、コロナ禍による失業や自宅待機による生活困窮で、食べたくても食べられない人が大勢います。食料支援活動が全国でも県内でも行われています。アメリカやフランスでは政府がフードバンクに食品を提供していますが、日本は寄附に頼っており、政府の支援はありません。政府が買い上げた米を生活困窮者・学生など食料支援として活用すべきです。  また、政府は、コロナ禍で需要が減少し、農家に史上最大の36万トンの減反を押しつけながら、ミニマムアクセス米の輸入は聖域扱いです。ミニマムアクセス米は輸入機会を提供するとの約束にすぎず、その全量を買い入れる義務ではありません。  かつて2007年度、政府はミニマムアクセス米を全量──77万トンですが、輸入する予定でした。しかし、米の国際価格が急騰する中で、業者が希望する買取り価格では入札が成立しない事態が生じました。農林水産省は結局、2007年のミニマムアクセス米の輸入を約7万トン残して打ち切ってしまいました。これは、政府の判断で輸入量を変えられることを政府自らが明らかにしたものです。こうした事例に学び、輸入数量調整を求めます。  以上で、コロナ禍による米の需給改善と米価下落の対策を求める請願への賛成討論といたします。 74 ◯議長福井直樹君) 以上で、討論を終結いたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               採             決 75 ◯議長福井直樹君) これより、採決を行います。  請願第6号 コロナ禍による米の需給改善と米価下落の対策を求める請願 を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、不採択であります。  本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。       〔賛成者起立〕 76 ◯議長福井直樹君) 起立多数であります。  よって、請願第6号は、委員長の報告のとおり不採択とすることに決定いたしました。   ─────────────────────────────────────── 77 ◯議長福井直樹君) 次に、  請願第7号 日本政府に核兵器禁止条約に調印・批准を求める意見書採択を求める請願 を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、不採択であります。  本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。       〔賛成者起立〕 78 ◯議長福井直樹君) 起立多数であります。  よって、請願第7号は、委員長の報告のとおり不採択とすることに決定いたしました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               休             会 79 ◯議長福井直樹君) お諮りいたします。  来る24日、27日及び29日は、議案調査のため休会といたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 80 ◯議長福井直樹君) 御異議なしと認めます。  よって、来る24日、27日及び29日は、休会とすることに決定いたしました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               次 会 の 日 程 の 報 告 81 ◯議長福井直樹君) 次に、議会の日程を申し上げます。  次回の本会議は、来る30日定刻の午後1時より再開し、諸案件の審議を行います。  なお、明17日は、午前10時より水道病院決算特別委員会を、午後1時より決算特別委員会を、来る21日、22日は、午前9時30分より決算特別委員会を、午前10時より水道病院決算特別委員会を、28日は、午前10時より水道病院決算特別委員会を、午後1時より決算特別委員会をそれぞれ開催します。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               散             会 82 ◯議長福井直樹君) 以上をもちまして、本日の日程は全部終了いたしました。  本日は、これで散会いたします。   ────────────・─────────────・────────────                                 散会 午後3時01分 Copyright © Takaoka City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...